2009年 09月 06日
09版 スローな山からスローな海へ(後編)
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漁船の渡し舟に乗り込んで、陸地からは行けない浜辺へと渡る。
そこはもう南国の海だった。
大阪にいてた頃は毎年何度も和歌山の海に遊びに行った。
南紀白浜のリンカイ浦は高校1年の頃から毎年通う僕の遊び場だったのだが、そこに匹敵する海の透明度とトロピカル感で、うれしくなる!
水中眼鏡とシュノーケルで潜る。
白馬にはいてないトロピカルフィッシュ(あたりまえか。)がうようよ泳いでいる。
白馬の畑にはないカラフルな海草サラダ(・・・・。)が海の中に生えている。
この手付かず感が僕はうれしかった。
陸からこれないこの場所が、いつまでも自然のままの姿で残ることを強く願った。

人数が多いキャンプをするときは、結構色々とメニューを考えたりして料理自体も楽しむのだけれども、
家族3人だけのキャンプの場合はシンプルになる。
そういえば独身時代によく1人キャンプに行ったけど、実に質素な食事ばかりだった。
今回は仔羊の背肉を炭火であぶるだけ!
味付けも塩コショウのみ。
でもこれ、実にジューシーで旨いんです。
サイドヒルのディナーに出したいぐらい!
こうして夜は息子と花火、テントの中でトランプと静かでスローな夜が更けていくのであった。
by hakuba_sidehill
| 2009-09-06 21:55